日進医療器 車いす・福祉用具総合カタログ Vol_19
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●1●2●3●4●3●2●1●1●2●3●4●3●2●1HOW TO USE4警告グレーチング上がる時は前向きで。下る時は後ろ向きで。段差の直前で停車します。段差に対して直角にキャスタをあてます。身体を前傾させ(おしりの位置は奥深く)ハンドリムを強くこいで前進してください。※勢い良く段差に当てても越えることはできません坂道では、前傾の姿勢で前向きに上り、下る場合は前傾の姿勢でハンドリムでブレーキをかけながら後ろ向きに下るのが基本です。キャスタや駆動輪の幅・直径よりも広い溝や踏切等を通過する場合は、溝に対して直角に進入してください。直角でない場合、キャスタや駆動輪が溝にはまり、抜けなくなる恐れがあります。溝の手前でキャスタを持ち上げ、通過する方法もあります。グレーチング(側溝を埋める金網など)を通過する場合は、右図の様にグレーチングに対して斜めに進入してください。段差の直前で停車します。手押しハンドルを引きながら同時にティッピングレバーを踏み、キャスタを上げます。段差に主輪を当てます。手押しハンドルを持って車いすを持ち上げ段差を乗り越えてください。坂道では、前傾の姿勢で前向きで上り、後ろ向きで下るのが基本です。    坂道を前向きで下ると乗車者が前方へ転倒したり、前方へズレたりして大変危険です。キャスタや駆動輪の幅・直径よりも広い溝や踏切等を通過する場合は、溝に対して直角に進入してください。直角でない場合、キャスタや駆動輪が溝にはまり、抜けなくなる恐れがあります。溝の手前でキャスタを持ち上げ、通過する方法もあります。グレーチング(側溝を埋める金網など)を通過する場合は、右図の様にグレーチングに対して斜めに進入してください。上がる時は前向きで。下る時は後ろ向きで。溝に対して直角に直角網目に対して斜めに斜めに段 差坂 道溝や踏切こぎ方段 差坂 道溝や踏切外での注意(傾いた道でのこぎ方)グレーチング外での注意(傾いた道での押し方)押し方路面の状況による走行方法路面の状況による走行方法※シート幅やタイヤの 大きさ・肘関節の 可動域など条件があります。溝に対して直角に直角網目に対して斜めに斜めに傾いている側の手に力を入れて、車いすが低い方へ曲がらないようにして押します。普通の押し方では低い方に曲がってしまいます。ハンドリムのこぎ始め位置を握った時に肘関節角度約120度が目安です。右図のように、円を描くようにこぐと、最もこぎやすくなります。傾いている側に力を入れ、車いすが道の低い方へ曲がらないようにこぎます。普通のこぎ方では低い方に曲がってしまいます。介助者が車いすの手押しハンドルを握り、進行方向へ押します。急発進・停止は、乗車者に不快感を与えます。声をかけるなどの配慮をお願いします。車いすの使い方自 走介 助

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